2003-01-01から1年間の記事一覧

11月の反省は結果が出てから……と言うことで、12月は「好きな曲や映画のタイトル」で投稿したいと今は考えています。間に合わなければ1月にスライドしますが(11月の「裏切り」もそうでした)、どうなりますか。

新しいフィールド?

このページのサイドバーには、私のアンテナが表示してあります。この中には参加しているものはもちろん、興味を持って作品を読んでいる投稿関連のサイトも入っています。 この辺りで、新しいことにも挑戦してみようかな、と思い始めました。さっそく来月やっ…

回想の結び

私がサイトを立ち上げてからこの8月までにやってきた投稿活動を振り返りました。こうして俯瞰すると、随分と迷っているなあという印象ですが……迷路だからしょうがないですね。 多少は上達したのかも知れませんし、迷った末に前より駄目になったのかも知れま…

特別版「不発弾」

2003年8月、FC9の前夜祭として行われたホラーナイトの第二夜「漂」に参加した作品です。 「雨が止んだら」のムラサメという衛星を作ったのが、この話に出てくる謎の星系国家ヤシマです。 5月から二ヶ月ほど、全く作品を書いていませんでした。ともかくこの時…

9「雨が止んだら」

2003年5月に投稿したミリタリーSFです。 テーマはズバリ「戦争」ですが、実はこのテーマが提示されてラッキーでした。といいますのは、実はこの作品、昨年末の恒例テーマ「好きな曲のタイトル」にだすはずだったのが遅れたものだったのです。当初のタイトル…

3「さよなら、三津君」

2003年4月、ある種の決意を持って臨んだ三度目のFCにはこれを投稿しました。 決意の内容は「票を取る」です。前にも書きましたが、私は(もちろんブランバーもですが)FCの読者を基本的に信頼していますから、言い訳を排して自分の力量がどのくらい通用するか…

8「戦術の幻想と戦略の現実」

2003年3月に投稿したのは前年の10月に書いた「ピッチにおける幻想と現実」という作品を手直ししたこれです。テーマは「錯覚」です。 サッカーの戦術を出来る限りリアルに描きたいと思って書いたのですが、読者を置いてきぼりにしてしまったようです。「禅問…

7「時には昔の話を」

全くお客のこない企画で書いた唯一の作品を改稿して12月に投稿しました。 年末恒例のテーマ「好きな曲のタイトル」は、紅の豚のエンディングテーマです。 登場人物の名前を全部プロレスラーにしましたが、これが大失敗で、せっかくのしんみりした話が台無し…

6「ガラスの地球儀」

どこかで聞いた、ヘリウムをガラスの密閉容器に入れておくと内部の気圧が下がる、と言う話を思い出しました。それで書いたのがこれです。テーマはズバリ「透過」老人は伊藤ですが、そういうことは関係なく読めるように名前は書きませんでした。 ミステリーの…

2「妖精の森」

2002年9月、性懲りもなくFC7にまたも参加しました。テーマは「偽」ということで、思いっきりひねってアメーバの偽足をメインのアイデアにしたSFです。こうしてみるとこの時期は連続してSFを投稿しています。 自作の密命という作品とほぼ同時代の設定です。 …

5「夜のスウィンガー」

2002年8月、投稿したのはまたもSF作品でした。設定は相変わらず迷路の世界を利用しています。この世界では1999年に空から落ちてきた「物体」で大規模な災害が起きて、人類が一時衰退するという歴史が設定されています。 この話は年代的には近未来ですが、そ…

4「その日の午後、チコは空腹だった」

2002年7月に投稿したミリタリーSFです。(主観的には) 設定は例によって迷路の世界を利用しています。 設定は良かったが、ここで終わっていいのか? 好意的な感想はこれに集約されているようです。 確かに戦闘シーンのない戦争モノというのも娯楽作品としては…

3「敗北の地位」

2002年6月、ワールドカップの喧噪の中投稿したのがこれです。以前書いた退職校長を連作で書いたものの第二作に当たります。テーマが「かみ」だったのでカンニングペーパーです。 生まれて初めてSF的設定を使わないミステリーを書きました。客観的にはともか…

2「竜を狩る」

2002年5月、まだFC6の期間中でしたが、今度はファンタジーを投稿してみました。 ずっと放りっぱなしの連載小説の主人公をもってきて、本編が始まる直前の話を書いてみました。テーマは「かみ」だったので、神様です。 感想のトーンは前作よりはましだったと…

1「バーチャルリアリティまたは実質的な現実」

2002年4月、第6回のFCに参加しました。テーマは「香」ということでこれが投稿した作品です。ごく自然にSFを書くことに決定。設定は自分のサイト名と同じ迷路の世界を使用して、仮想現実ネットゲームに興じる人々の話にしてみました。 どこかで聞いた話ですね…

1「ジャックローズと空腹の夜」

2002年3月、ふらっとたどり着いたブランバーへ初めて投稿します。 端的に言って今まで書いたことのない作品を、と意識しすぎました。言ってみれば失敗作(自分でも認めるほどの、と言う意味で)のこれですが、今読むと緊張感で肩に力が入りすぎという気がしま…

実際にはネット上にはそれこそ星の数ほど投稿サイトがあるわけですが、どこに参加しようかぼんやり考えながらたどり着いたのがブランバーです。 ブランバーの特徴は、参加するとよくわかるのですが、一口によってほどよい反響が得られると言うことにあると私…

発表そして

自分としては予想外の支持にちょっとびっくりしつつも、ものすごくうれしい銀賞受賞でした。ただ、心残りがないわけではありません。最大のものは性別の細工が思ったほど効果的ではなかったことです。細かい点は他にも色々ありますが。 ともかく、今回のFCは…

他の作品

作者当てでも「前回からSF離れと言う感じ」などと鋭い指摘をいただいた実はSF者の私ですが、今回闇米さんのアイデンティティ消失は、一読して興奮しました。直球真っ向勝負のSFショートショートじゃないですか。ああ、私はなんてバカなんだろう。SFが駄目な…

予想外の好評

思ったより好評でした。 指摘されたも問題点はいくつかありますが、大きくは以下の点に集約されます。 季節感が不足(タイトルの「夏の終わり」が感じられない) 主人公の言葉遣い(狙いの失敗です) 不明瞭なまま終わる事件(動機、何をしたか、どうなるのか) 高…

そして完成、投稿

自分としては十分な推敲の後に完成した原稿を、締め切りに間に合うように送ることが出来ました。あとはまな板の上の鯉といった心境でした。

ミステリとしての骨組み

優等生による成績の改竄、それを知った不良がかばう、といったやや通俗的な事件ですがこの辺は私の限界かもしれません。 さらにもう一つこの作品に細工をすることを試みました。 司書教諭の性別を不明にするというトリック? です。これはyonnkisutoさんがFC…

舞台、そして登場人物

舞台として高等学校を選び、主要登場人物は教職員としました。多くの人になじみのある場所、そして私が描きやすい登場人物。高校生を描くには私は年が行き過ぎています。取材する余裕もつてもない以上、大人を選ばざるを得ない。 ここまではすんなり決まりま…

より多くの支持を得るために

テーマは「残」。4000字以内というルールはほぼいつもの通りでした。題材はいくつか頭の中にあったのですが、今回の目標はたくさんの人に支持を得ることにおきました。もちろん(この辺は少なくともアマチュアのライターなら多数意見だと思いますが)自分が書…

6 次のフィールド

4ヶ月にわたってお世話になったこの競作も、この月に休止が決まりました。一抹の寂しさを感じながら、私は次のフィールドを探しに行く事になりました。

5「ビショップ4219」

私は元来SF好きで迷路の世界自体も、SF小説を発表するために立ち上げたという気持ちが多少あります。そうした気持ちの反映で2002年2月に投稿したのがこれです。 テーマが「手紙」だったこともあり、以前密命という作品で使った「郵便組合」という設定で書い…

4「ピラカンサス」

年が変わり、翌月(2002年1月)投稿したのがこれです。 テーマが「携帯電話」だったので、他の作品は恋人たちの物語が多かったと記憶しています。そのなかでは、退職教師の老人を主人公にしたこの話はかなり目立ちました。 読みやすかったという指摘に喜んだこ…

3「使われなかった機体」

散々な評価をいただいた翌月(2001年12月)、これを投稿してみました。テーマは「自由」ということで、「自分に正直でいる自由」が書きたかった内容です。 設定を考えるにあたり朱鷺・卒研生の17ヶ月という自作から登場人物を引っ張ってきました。「朱鷺」から…

新しいこと

マンネリにならないように、新しいことにも挑戦したいと思っています。例えば「アクション」中心の話など。

「BLUM BAR」もかなり間があきました。次は10〜11月のテーマ「裏切り」で書く予定なのですが、さてどうなることやら……5月に「雨がやんだら」を投稿して以来のご無沙汰中。 とりあえず10月からは読者として復帰しています。