Creater’s Synopsis

6 次のフィールド

4ヶ月にわたってお世話になったこの競作も、この月に休止が決まりました。一抹の寂しさを感じながら、私は次のフィールドを探しに行く事になりました。

5「ビショップ4219」

私は元来SF好きで迷路の世界自体も、SF小説を発表するために立ち上げたという気持ちが多少あります。そうした気持ちの反映で2002年2月に投稿したのがこれです。 テーマが「手紙」だったこともあり、以前密命という作品で使った「郵便組合」という設定で書い…

4「ピラカンサス」

年が変わり、翌月(2002年1月)投稿したのがこれです。 テーマが「携帯電話」だったので、他の作品は恋人たちの物語が多かったと記憶しています。そのなかでは、退職教師の老人を主人公にしたこの話はかなり目立ちました。 読みやすかったという指摘に喜んだこ…

3「使われなかった機体」

散々な評価をいただいた翌月(2001年12月)、これを投稿してみました。テーマは「自由」ということで、「自分に正直でいる自由」が書きたかった内容です。 設定を考えるにあたり朱鷺・卒研生の17ヶ月という自作から登場人物を引っ張ってきました。「朱鷺」から…

2「マーストリヒト・2001年晩秋」

初めての投稿作品。評価はさんざんでした。 なにしろ、テーマを与えられて、そのお題に沿って書くと言う作業は初体験、おまけにSFでない小説を書くのも初めてに近い状況で、とりあえず(無鉄砲に)投稿したのが、これ です。 テーマは「選択」ということで、オ…

1 始まり

投稿を始めたのは2001年の11月、韓日ワールドカップの前年です。軽い気持ちでWebページを立ち上げ、他の創作サイトを見ている内に見つけたのが「Creater's Synopsis」というところ(今はもう閉鎖されている様ですが)で、「超伝導思考回路 」の すずかぜ さん…