2「妖精の森」

2002年9月、性懲りもなくFC7にまたも参加しました。テーマは「偽」ということで、思いっきりひねってアメーバの偽足をメインのアイデアにしたSFです。こうしてみるとこの時期は連続してSFを投稿しています。
自作の密命という作品とほぼ同時代の設定です。
私は何か書くときに、見えないところまで作り込むのが好きなのですが、それが逆に話をわかりにくくしてしまうことがあります。この話も若干その気がありました。
感想は好意的なものと批判的なものが相半ばしました。掌編ではSFは難しいのではないかと思い始めたのはこのころです。ただ、金賞は見事な近未来SFでしたが。(かつて疑似イベントものと呼ばれたジャンル)
得票は5票ですが、自分が入れているので実質4票です。どうしても自作に入れてしまいます。今回からきちんと署名して投票しています。