ブランバー

9「雨が止んだら」

2003年5月に投稿したミリタリーSFです。 テーマはズバリ「戦争」ですが、実はこのテーマが提示されてラッキーでした。といいますのは、実はこの作品、昨年末の恒例テーマ「好きな曲のタイトル」にだすはずだったのが遅れたものだったのです。当初のタイトル…

8「戦術の幻想と戦略の現実」

2003年3月に投稿したのは前年の10月に書いた「ピッチにおける幻想と現実」という作品を手直ししたこれです。テーマは「錯覚」です。 サッカーの戦術を出来る限りリアルに描きたいと思って書いたのですが、読者を置いてきぼりにしてしまったようです。「禅問…

7「時には昔の話を」

全くお客のこない企画で書いた唯一の作品を改稿して12月に投稿しました。 年末恒例のテーマ「好きな曲のタイトル」は、紅の豚のエンディングテーマです。 登場人物の名前を全部プロレスラーにしましたが、これが大失敗で、せっかくのしんみりした話が台無し…

6「ガラスの地球儀」

どこかで聞いた、ヘリウムをガラスの密閉容器に入れておくと内部の気圧が下がる、と言う話を思い出しました。それで書いたのがこれです。テーマはズバリ「透過」老人は伊藤ですが、そういうことは関係なく読めるように名前は書きませんでした。 ミステリーの…

5「夜のスウィンガー」

2002年8月、投稿したのはまたもSF作品でした。設定は相変わらず迷路の世界を利用しています。この世界では1999年に空から落ちてきた「物体」で大規模な災害が起きて、人類が一時衰退するという歴史が設定されています。 この話は年代的には近未来ですが、そ…

4「その日の午後、チコは空腹だった」

2002年7月に投稿したミリタリーSFです。(主観的には) 設定は例によって迷路の世界を利用しています。 設定は良かったが、ここで終わっていいのか? 好意的な感想はこれに集約されているようです。 確かに戦闘シーンのない戦争モノというのも娯楽作品としては…

3「敗北の地位」

2002年6月、ワールドカップの喧噪の中投稿したのがこれです。以前書いた退職校長を連作で書いたものの第二作に当たります。テーマが「かみ」だったのでカンニングペーパーです。 生まれて初めてSF的設定を使わないミステリーを書きました。客観的にはともか…

2「竜を狩る」

2002年5月、まだFC6の期間中でしたが、今度はファンタジーを投稿してみました。 ずっと放りっぱなしの連載小説の主人公をもってきて、本編が始まる直前の話を書いてみました。テーマは「かみ」だったので、神様です。 感想のトーンは前作よりはましだったと…

1「ジャックローズと空腹の夜」

2002年3月、ふらっとたどり着いたブランバーへ初めて投稿します。 端的に言って今まで書いたことのない作品を、と意識しすぎました。言ってみれば失敗作(自分でも認めるほどの、と言う意味で)のこれですが、今読むと緊張感で肩に力が入りすぎという気がしま…

実際にはネット上にはそれこそ星の数ほど投稿サイトがあるわけですが、どこに参加しようかぼんやり考えながらたどり着いたのがブランバーです。 ブランバーの特徴は、参加するとよくわかるのですが、一口によってほどよい反響が得られると言うことにあると私…