棄権とは何か

http://www.asahi.com/politics/update/0416/TKY200704160251.html

多分ソースはすぐ消えるので引用

朝日新聞社が14、15の両日実施した全国世論調査(電話)によると、憲法改正の手続きを定める国民投票法案について、「投票率が一定の水準を上回る必要がある」と考える人が79%に上った。

13日に衆院を通過し、参院で審議が始まった国民投票法案には、改正のために必要な最低投票率などの規定は盛り込まれず、有効投票の過半数の賛成があれば、投票率の高低にかかわりなく、憲法改正が成立する。質問では、こうした説明をした後、投票率が一定の水準を上回る必要があるかどうかを聞いたところ、「必要」が多数を占め、自民、公明支持層でもほぼ8割。民主支持層では9割近かった。

この問題のひとつの側面として「棄権は反対か賛成か」という問題があることは確実です。
以下はWebで交わされていた話題の要約(私のオリジナルではありません)

例えば、投票率の下限が50%で、賛成票が40%、反対が20%、残りは棄権という状況では、反対派が全員棄権することで、人数としては倍の賛成派に(実質的に)勝つことが出来る。
もちろん、不成立の場合の取り扱いを考慮することで(極端な例として成立するまでやり直すとか)このような事態は回避できる。しかし、経済的問題は残る。

私は棄権は決して賛成でも反対でもないと思います。それは多数派に従う旨の意思表示と考えます。
もし最低投票率の規定を作るなら、棄権のさいに罰金を取ることも同時に定めて欲しいと思います。もちろんそれは再投票の費用にするのです。